MMT理論、騒論

 「際限なく貨幣発行できる」MMTは日本救う理論なのか
江村 英哲 日経ビジネス記者

(2020年9月15日) 
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00192/091400005/






《Aさんのご意見》
無限打ち出の小槌というお話ではないと思います。そんな魔法のような話ではなく、ただ、お金は借金から作られているというのは事実なので。お金のバランスを考えた上で刷るというのは僕は有りだと考えますね。




《Bさんのご意見》
無理筋だと思います。 トリクルダウンと同じで、アメリカ発の経済理論にはまやかしが多い。 この理論の神輿を担いでいる人達の、背景を吟味する必要があります。




《Cさんのご意見》
現代貨幣理論(MMT)には賛否両論ありますが、賛成派と否定派とに分断する考え方は以下の通りだと思います。 即ち「借金は時間が経つと金利を払わなければならない」です。

MMT理論に否定的な人達は、坂道を転がる雪だるまが徐々に大きくなるように金利負担をどうするのか?と言うドグマに縛られている。対してMMT肯定派は「通貨発行権が日本政府にあれば、何年経とうと利息や金利を生まない発行通貨を借り換えて繋いで行けば良い。過去の債務もこの無金利通貨で返済して金利負担を減らして行ける。
日本国の経済規模の矮小化や空洞化を防ぐ目的の延命輸血規模の無担保・無金利融資もしくは投資と捉えれば問題無い」と見方が別れます。

金利が雪だるま的に増えるドグマから解放されれば、そして経済の規模を維持する目的ならばMMTを積極的に活用すべきであると説きます。




《Dさんのご意見》
円がハードカレンシー通貨であり続ければ自国通貨建国債返済には対応できるとは思うのです。ただこれができることを国力と見なすわけには行かない。勤労、科学技術力等の裏付けが必須であることを忘れてはいけないと思う。




《Eさんのご意見》
日本政府(日本銀行)に「通貨発行権は無い。何故ならば属国支配されているから」が、世論的認識になってしまうと、表向き独立国と言う猿芝居がバレてしまうからMMT理論は潰さなければならない←これが真相か?





《再びBさんのご意見》
Cさんのご意見は、言葉を変えた現行の金融政策と同じです。 では、マイナス金利の結果どうなったか? 金利が発生するからこそ、責任も生じると私は思います。 責任が無い所には、信用は発生しません。 信用の無い通貨には、価値がつきませんからね。




《Fさんのご意見》
貨幣の本質を映画館の仕組みを用いて説明します。
この説明での座席券は貨幣に相当します。まず、全席自由席の座席が100席ある映画館を想定します。
すなわち、映画視聴サービスの供給力が100席分あるという事です。
ここで、視聴したい人が200人映画館に集まったとします。需要が200席分あるという事です。ここで、映画館が座席券を50席分しか発行しなかったとします。そうすると、映画を視聴できる人は50人にしかなりません。すなわち、座席券が不足しているという理由だけで、供給力の50%しか使われず、需要の25%しか満たせていないという状態が発生しています。このような座席券不足の状態が長期化すると、映画館側も座席100席分を維持することが困難となり、座席を50席に減少させるでしょう。逆に、座席券が200席分発行されていたとしたら、100席分の座席がすぐに観客でうまり、供給力の100%を使ってもまだ需要があるということが顕在化します。そうすると、映画館は座席数を200席にまで増加させる投資をします。逆に、座席数が100席あり、座席券が200席分あっても、視聴したい人が50人しか集まらなかったら、50席しか観客が埋まりません。この状況が長期化すると映画館側も座席100席分を維持することが困難となり、座席を50席に減少させるでしょう。
ここまでの説明でわかることは、座席券は供給力でもなければ需要でもないという事です。座席券は、需要と供給を結合させる機能として、座席券の所有者に対して、座席に座って映画を視聴する権利である価値受領権を与えます。すなわち、貨幣は価値受領権を示す情報であり、需要に対して供給を結合させる機能を持っています。
また、需要量に比較して座席券の数量が不足すると、本来は需要量が大きければ供給量を増やすために、投資を増やす方向に行くはずなのに、あたかも需要量が不足しているかのようになり、供給能力を縮小させてしまうという現象も発生します。これは、デフレ現象と同じです。すなわち、貨幣の供給量には適度な大きさというものがあります。物やサービスの需要量が供給量より大きいという供給不足の時に貨幣量を増やすと需要量をさらに増やすので、インフレになります。逆に、物やサービスの需要量が供給量より小さいという需要不足の時に貨幣量を減らすと、需要量をさらに減らすのでデフレになります。

 

 

 

 

《Gさんのご意見》
残念ながらもう"経済"というシステムそのものが臨界ですので小賢しい理論を色々やろうとこれから先は破綻しかないと断言します。

その点を現在の世界の頂点にいる"超支配者層"は良く理解しています。

地球上に人口が増え過ぎ、有史以来彼らが作り上げて来た地球規模のシステムは限界であり、一度全てを破壊しなければ最早、文明は持続不可能な所まで来ました。

勿論それも彼らの長大な計画(アジェンダ)の中には当初から織り込み済でした。

彼らが画策する戦争、テロ、経済崩壊、あらゆる人災とこれから先激しさを増す地球規模の天災が地球人口を大幅に激減させます。

しかしこれも巨大な変化の流れなのです。全ては平衡(バランス)を取り戻し旧世界から新世界へシフトする為に必要・必然な事として起こります。

高次の視点から見れば彼ら超支配者層も役割を果たしているだけです。善悪は人間の概念に過ぎません。

これから先大勢この地上から"おなくなり"になりますがそれも必然です。しかしそれが終わりではない事を誰もが分かる時が来ます。

一人一人が"自主独立"した存在となった時、もうシステムは不要となり、これまで人類を蝕んで来た支配と搾取は消滅します。

政治、経済、法律、科学、宗教、企業、組織、・・・あらゆるシステムから脱却し一人一人が自主独立した存在となる事。 

時間と空間、物質の檻からの脱出。そういった"覚醒"こそが新世界への鍵となります。






皆様はどの様な発想を持たれますか?