マイ・ニュース・チョイス(2020/01/07)

 


桜を見る会」は「憲法違反」 木村草太氏指摘
 「平等、知る権利阻害」 毎日新聞 
(2020年1月5日)

mainichi.jp

https://mainichi.jp/articles/20200105/k00/00m/010/150000c


安倍晋三首相の「桜を見る会」には「公的行事の私物化」「公選法違反ではないか」など、多岐にわたる批判が相次いでいる。憲法学者の木村草太・首都大学東京教授は「法の下の平等や、国民の知る権利を阻害しており、憲法違反の疑いがあります」と訴える。その真意を尋ねた。【江畑佳明/統合デジタル取材センター】
招待のあり方は「国民を二分し不平等」
 ――憲法の観点からは何が問題でしょうか。
 ◆まず、桜を見る会に誰をどう招待したか、について考えたいと思います。憲法14条1項はこう定めています。
 「すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分または門地により、政治的、経済的または社会的関係において差別されない」
 桜を見る会に招待されるのは「功績、功労があった人」だというのが政府のこれまでの説明です。しかし、実際にはこの説明にそぐわないような、安倍事務所の後援会の人たちを数多く招待したとみられています。もし、それが事実なら、政府が国民を「功績と関係なく招待された人」と「招待されない人」に二分したことになります。これは、政府が合理的な理由がないままに、国民を不平等に扱い、差別した事案です。平等権侵害の典型例でしょう。仮に、招待されなかった人が「平等権の侵害だ」と訴訟を提起したら、政府は、どのような根拠で「平等だった」と反論すればよいのか。訴訟の担当者は、困ってしまうでしょう。
 ――政府が訴えられたら、勝訴できますか?
 ◆政府が負けてしまうと、(差別を受けた)被害者数も被害額も膨大になるので、裁判所は、なんとか政府が勝訴するような知恵をひねり出すでしょう。例えば、「招待されなかったからといって、賠償を求めることができるほどの損害は受けていない」などと言うのではないでしょうか。ただ、これは、政府の招待者の選抜が妥当だったという内容ではありません。そもそも、招待者の名簿や選抜の具体的基準や議事録がないわけで、裁判所としても「招待客の選抜に何ら問題はなかった」という判決は書きようがないでしょう。
参加者氏名「公開しても違憲・違法ではない」
 ――政府は招待者の氏名について、「個人情報だから非公開」という説明をしていますが、違和感を覚えます。
 ◆招待はされたけれども当日出席しなかった人まで氏名を公表するのは問題です。というのは、時々、叙勲を受章しない人がいるように、一般には名誉だと思われることでも、本人が不名誉に感じる場合があります。出席しなかった人は招待されたことを快く思っていないかもしれない。招待された事実を公にしたくない人の氏名は、公開すべきではありません。
 これに対し、当日出席した人は、政府に称賛されたことを受け入れた人ですよね。だから氏名はプライバシー権で保護される情報には当たらないと考えるのが一般です。当日出席した人たちの氏名は、公開しても違憲・違法ではないでしょう。そもそも、当日の様子は報道機関のカメラが入って、官邸のホームページでも様子を公開しています。もし政府の主張通り、出席者が誰かということが、プライバシー権で守らなければならない個人情報であるならば、カメラなど入れてはいけないわけです。例えば、DV被害者を守るためのシェルターに報道機関がカメラを使って取材をしようと思ったら、利用者が誰かわからないように顔が見えないようにするなどの配慮をしますよね。政府は桜を見る会の出席者の情報を、シェルターの利用者と同じように扱っていることになります。これは明らかにおかしい。桜を見る会の会場は、報道のカメラが入るなど半ば公の場となっているため、参加者の氏名は当然公開されていい情報です。参加者は会場に来た時点で氏名の公開に同意した、とみなしていいと思います。
名簿の廃棄で「政府の信用が詐欺に使われても事実確認できない」
 ――「プライバシー権」と「個人情報」はよく似… ≪これ以降は有料記事の為、転載できません≫

憲法学者の木村草太氏は素晴らしい指摘を下さいました。

 

 

 

 


FBで見つけた『抜本的改革』とは、以下の発想です。


総理大臣が嘘つくことを一々咎めるのではなく、


「詐欺師が総理大臣を副業している」と国民的理解に繋げ

 

て即刻排除すべき話です。

 

 

 

 


刑事裁判を考える:高野隆@ブログ 

http://blog.livedoor.jp/plltakano/archives/65953670.html

私の依頼人カルロス・ゴーン氏は、2019年12月29日、保釈条件を無視して、日本を密出国した。同月30日付けワシントン・ポストによると彼は次の声明を出した:

 

私はいまレバノンにいる。もう日本の八百長司法制度の人質ではない。そこでは有罪の推定が行われ、差別がまかり通り、そして基本的な人権は否定される。これらは日本が遵守する義務を負っている国際法や条約に基づく義務をあからさまに無視するものである。私は正義から逃れたのではない。私は不正義と政治的迫害から逃れたのである。私はようやくメディアと自由にコミュニケートできるようになった。来週から始めるのを楽しみにしている。

 

 

彼が日本の司法制度についてこうした批判を口にしたのは今回が初めてではない。東京拘置所に拘禁されているときから、彼は日本のシステムについて様々な疑問を懐き続けた。彼は日本の司法修習生よりも遥かに法律家的なセンスのある質問をいつもしてきた。

 

「そんなことで公正な裁判(a fair trial)は期待できるんだろうか?」

彼はなんどもこの同じ質問をした。そのつど私は日本の実務について、自分の経験に基づいて説明した。憲法や法律の条文と現実との乖離についても話した。

 

「・・・残念ながら、この国では刑事被告人にとって公正な裁判など期待することはできない。裁判官は独立した司法官ではない。官僚組織の一部だ。日本のメディアは検察庁の広報機関に過ぎない。しかし、多くの日本人はそのことに気がついていない。あなたもそうだ。20年間日本の巨大企業の経営者として働いていながら、日本の司法の実態について何も知らなかったでしょ。」

「考えもしなかった。」

「逮捕されたら、すぐに保釈金を積んで釈放されると思っていた?」

「もちろん、そうだ。」

英米でもヨーロッパでもそれが当たり前だ。20日間も拘束されるなんてテロリストぐらいでしょう。でもこの国は違う。テロリストも盗人も政治家もカリスマ経営者も、みんな逮捕されたら、23日間拘禁されて、毎日5時間も6時間も、ときには夜通しで、弁護人の立ち会いもなしに尋問を受け続ける。罪を自白しなかったら、そのあとも延々と拘禁され続ける。誰もその実態を知らない。みんな日本は人権が保障された文明国だと思い込んでいる。」

 

「・・・公正な裁判は期待できないな。」

 

「それは期待できない。しかし、無罪判決の可能性は大いにある。私が扱ったどの事件と比較しても、この事件の有罪の証拠は薄い。検察が無理して訴追したことは明らかだ。われわれは他の弁護士の何倍もの数の無罪判決を獲得している。弘中さんも河津さんも、著名なホワイト・カラー・クライムの裁判で無罪を獲得している。だからわれわれを信頼してほしい。必ず結果を出してみせる。」

私は思っていることを正直に伝えた。彼は納得してくれたように見えた。

 

しかし、手続きが進むにつれて、彼の疑問や不安は膨らんでいったようだ。一向に進まない証拠開示、証拠の一部を削除したり、開示の方法に細々とした制限を課してくる検察、弁護人に対しては証拠の目的外使用を禁じる一方で、やりたい放題の検察リーク、弁護人の詳細な予定主張を真面目に取り上げないメディア、「公訴棄却申し立て」の審理を後回しにしようとする公判裁判所、いつまでも決まらない公判日程、嫌がらせのようにつきまとい続ける探偵業者などなど。彼は苛立ちの表情を見せながら私に質問してきた。しかし、徐々に質問の頻度は減っていった。

 

とりわけ、妻キャロルさんとの接触禁止という、国際人権規約に違反することが明白な保釈条件が、どんなに手を尽くしても解除されないことに、彼は絶望を感じていた。

「これは刑罰じゃないか。一体いつになったらノーマルな家族生活を送ることができるんだ。」

この正当な問いに私はきちんと答えることができなかった。「努力する」としか言えなかった。

 

弁護人の事務所で弁護人立ち会いのうえでわずか1時間Zoomでキャロルさんと会話することすら認めないという裁判官の決定を知らせたとき、彼は力なく「オーケー」というだけだった。怒りの表情すらなかった。

それが12月初旬のことだった。

クリスマス・イブの昼下がり、島田一裁判官が1ヶ月ぶりに認めた妻との1時間のビデオ面会に私は立ち会った。二人はお互いの子どもたち、親兄弟姉妹その他の親族や友人、知人ひとりひとりの近況や思い出話を続けた。話題が尽きない。そろそろ制限時間の1時間が経とうとするとき、彼はノート・パソコンの画面に向かって言った。

「君との関係は、子供や友人では置き換えることはできない。君はかけがえのない存在だ。愛してるよ、Habibi。」

 

私は、日本の司法制度への絶望をこのときほど強く感じたことはない。ほとんど殺意に近いものを感じた。

 

「カルロス、とても申し訳ない。本当に日本の制度は恥ずかしい。一刻も早くこの状況を改善するために私は全力を尽くすよ。」

 

返事はなかった。彼は私の存在などないかのように、次の予定を秘書と確認していた。

その1週間後、大晦日の朝、私はニュースで彼がレバノンに向けて密出国したことを知った。まず激しい怒りの感情がこみ上げた。裏切られたという思いである。しかし、彼がこの国の司法によって扱われてきたことを思い返すと、怒りの感情は別の方向へ向かった。実際のところ、私の中ではまだ何一つ整理できていない。が、一つだけ言えるのは、彼がこの1年あまりの間に見てきた日本の司法とそれを取り巻く環境を考えると、この密出国を「暴挙」「裏切り」「犯罪」と言って全否定することはできないということである。彼と同じことをできる被告人はほとんどいないだろう。しかし、彼と同じ財力、人脈そして行動力がある人が同じ経験をしたなら、同じことをしようとする、少なくともそれを考えるだろうことは想像に難くない。

それは、しかし、言うまでもなく、この国で刑事司法に携わることを生業としている私にとっては、自己否定的な考えである。寂しく残念な結論である。もっと違う結論があるべきである。

確かに私は裏切られた。しかし、裏切ったのはカルロス・ゴーンではない。

*これは私の個人的な意見であり、弁護団の意見ではありません。

《私の感想》
はからずもカルロス・ゴーンの法的防御を一緒にチームを組んで携わった方であるこの高野隆氏の弁護士としてではなく、一個人としてのご意見が聞けるなんて、贅沢な考察が書かれています。有料でもいいくらいの記事です。

 

 

 

 

 

伊藤詩織さん、ホテル側「重要証言」知らされず・・・
捜査機関の「ブラックボックス」問題
(2019年12月30日) 

blog.goo.ne.jp

https://blog.goo.ne.jp/goo112113/e/c9c3cd76eccaa866ebe41f26dbb7fa8f

12/30(月) 8:55配信

弁護士ドットコム
伊藤詩織さん、ホテル側「重要証言」知らされず・・・捜査機関の「ブラックボックス」問題

判決後の会見で話す伊藤さん(2019年12月18日、東京都、弁護士ドットコム撮影)

ジャーナリストの伊藤詩織さんが、元TBS記者のジャーナリスト・山口敬之さんから性暴力被害にあったという訴えに対し、12月18日の東京地裁判決は、山口さんが合意のないまま性行為に及んだと認定した。

山口さん側が控訴したが、伊藤さんは控訴審で新たに、ホテルの部屋に入る二人の姿を最後に見たドアマンの証言を提出する予定だという。

一体どうしてこんな重要な証拠が、今になって出てきたのだろうか。これには、捜査機関の「ブラックボックス」問題が関係している。

●不起訴事件の証拠開示「ブラックボックス

伊藤さんは検察審査会で「不起訴相当」と議決され、2017年9月28日に民事訴訟を提起した。民事訴訟では、請求する側が請求の根拠となる主張と証拠を集めなければならない。

被害者は事件が不起訴となった場合、記録の開示請求ができる。伊藤さんも検察審査会に申し立てする前に開示請求を行い、著書『Black Box』では「不起訴にしては多くの証拠を出してもらえた」と記している。

代理人の西廣陽子弁護士によると、防犯カメラの解析結果、DNA対比結果、当日の衣類などの写真報告書、ホテル客室の宿泊記録や開錠記録などが開示され、民事訴訟で証拠として提出したという。

一方で、防犯カメラ映像や供述調書などは「あるはず」の記録だが、開示されなかった。防犯カメラ映像は、裁判所を介して提出された。

これらに加えて、請求で開示されず、伊藤さん側が存在することも知らなかった記録もある。それが冒頭で触れたドアマンの証言だ。

民事訴訟は2019年10月7日、全ての審理が終了し結審した。その報道を受け、新たに、事件の起こったホテルのドアマンから、伊藤さんの支援団体を通じて連絡があった。そのドアマンは、警察から調書も取られていたという。伊藤さんはいう。

「(調書を取り)ドアマンは捜査員から『これでいける』と言われていたが、それから何も連絡がなかった。裁判になったら、裁判所から呼ばれるんじゃないかと思っていたそうです。自分の調書が隠されてしまったのではないかと思い、支援団体のほうに連絡をくださったんですね。その方が、私たちを見た最後の人だったんです」

代理人の村田智子弁護士も18日の会見で「不起訴になったときに刑事記録の謄写をしたが、その中には(ドアマンの調書が)含まれてなかったので、私たちのほうは(検察審査会でドアマンの調書が使われたかどうか)分からないんです」と話す。

そもそも捜査権限のない一般人が証拠を集めようとしても限界がある。著書『Black Box』によれば、伊藤さんは検察審査会への申し立てにあたり、ホテルに対して陳述書を作成したいとお願いしたが、受け入れられなかった。

不起訴事件で被害者が証拠を開示しても、全てが開示されるわけではなかった。このあたりのさじ加減は「ブラックボックス」だ。

検察審査会の文書は黒塗り

伊藤さんが感じた「ブラックボックス」はこれだけではない。検察審査会では、そもそもどのような証拠をもとに審査がなされたのか。議決以外の情報がなかった。

伊藤さんが問い合わせたところ、出て来た文書は黒塗りだったという。伊藤さんは「なんのためにやったんだろうと思った」と吐露する。

「どんな証拠や証言が採用されたのか、何を見て判断するのか全くわからない。私も証人として呼ばれなかった。不起訴相当の議決以外の情報がない。不透明な部分があるからこそ、なかなか解決できないのではないか」

検察審査会法では、すでに議決があったときは、同じ事件について更に審査の申立をすることはできない規定があるため、一度「不起訴相当」と議決された伊藤さんは、この民事裁判の結果をもってしても、再び審査の申し立てをすることはできない。

今後は検察官が再び事件に着手しない限り、刑事事件化されることはない。

一度しかチャンスのない検察審査会でどのような審理がなされたのかわからず、民事訴訟を起こそうと不起訴事件記録の開示請求をしても、一部しか出てこない。刑事事件化を諦めた被害者にとって、あまりに酷な対応ばかりだ。被害者が納得できるよう、判断の根拠を説明すべきではないか。伊藤詩織さんの事件は、日本の捜査機関の「ブラックボックス」問題を浮き彫りにした。


日本の司法手続きは、真実を公にすると言う「法の精神」が欠如していると思わずにはいられません。

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=S6rE9QElie8

 

 

 

 

 


福島原発の核汚染水問題の解決の道は、核種ごとに

異なる周波数を核物質の周りの電子にあてて崩壊さ

せること。ロシア科学はその周波数を突き止めてい

ます。超音波震動醸造の技術に水素分解菌を使う 

https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=0vUfYfwrMak

 

 

 

 

ロシア科学アカデミーA.M.プロホロフ一般物理研究所の研究グループが、わずか1時間で中性化、安全化させる方法を発見した。 

blog.goo.ne.jp

https://blog.goo.ne.jp/zabuyamato/e/d916fddedd17a5e7d372b0c51fb36241

 

 

 

 

放射能を無害化する技術」は、
その後どうなった? 
(2014-09-27)

blog.goo.ne.jp

https://blog.goo.ne.jp/hikarinonakama/e/f5c9a37a2a5ecf06d23cdb81c3f6f4fc

 

 

 

 

放射能を無効化する? 反原発派も知っておきたい
「核変換」テクノロジー 〜21世紀の錬金術
(2015.03.11) 

tocana.jp

https://tocana.jp/2015/03/post_5960_entry.html

 

 

 


放射性廃棄物の無害化に道? 三菱重、実用研究へ
(2014/4/8) 

www.nikkei.com

https://www.nikkei.com/article/DGXNASDZ040JJ_X00C14A4000000/

 

 

 

 

放射能対策への新技術は福島に届くのか 
東工大セシウム汚染土壌を半日で

1000分の1に減容化
(2016年01月30日) 

matome.naver.jp

https://matome.naver.jp/odai/2140347618469751701

 

 

 

 


本「地球を変える男」の放射能汚染水を無害化する
振動撹拌技術は進歩しているようです
 (2016 年 11 月 11 日)

www.asyura2.com

http://www.asyura2.com/16/genpatu46/msg/762.html

 

 

 

 

 

放射性物質を無害化する微生物vol.1】
放射性物質を吸収する微生物編〜
 (2014/07/03)

www.seibutsushi.net

http://www.seibutsushi.net/blog/2014/07/2127.html

 

 

 

 

 

ノーベル物理学賞者が核廃棄物の無害化技術を発明!
(2019/04/07)

brandnew-japan.info

http://brandnew-japan.info/archives/552

 

 

 

 

 

【驚愕】最新技術の凄さ「塩水」「海水」で走る車!
一回の給水で600km!

matome.naver.jp

https://matome.naver.jp/m/odai/2140690473305622401

 

 

 

 

 


第三次世界大戦に拡大する
可能性がある中東情勢

イランが戦争準備完了を宣言!?戦の前触れを示す伝統の「赤旗」を掲げる!
(2020/01/05) 

johosokuhou.com

https://johosokuhou.com/2020/01/05/23239/

 

 

 

 

イラクの米大使館付近にロケット弾 

親イラン組織が報復警告
(2020年01月05日) 

www.jiji.com

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020010500085&g=int

 

 

 

 

ソレイマニ司令官の遺体、イランに帰還 

トランプ氏はイランに「52の標的」と
(2020年 1月 5日) 

www.bbc.com

https://www.bbc.com/japanese/50996806

 

 

 

 

イラン司令官殺害は「戦争止めるため」と

トランプ氏 イランは「厳しい復讐」誓う
(2020年 1月 4日) 

www.bbc.com

https://www.bbc.com/japanese/50990788

 

 

 

 

 


以下は、FB 川根眞也さん情報です。

 


能天気な正月テレビ番組。

アメリカがイラク、そしてイランに対して、宣戦布告なき戦争を一方的に始めたことを伝えない。中東で核戦争の危機。

アメリカはイラク劣化ウラン弾を使った前科がある。イラク白血病小児がんが増えたこと、知る人ぞ知る事実。アメリカは、劣化ウラン白血病小児がんとの関係を認めていない。

一方的に、イランとの核合意を破棄したアメリカ。イランを更に追い詰め、核濃縮-核開発へと押しやるアメリカ。

世界に核保有国を増やしているのは、アメリカの原発技術輸出と核兵器技術輸出。北朝鮮プルトニウムを生産できる軽水炉を輸出したのは、アメリ国務長官ラムズフェルト。イランのバーレビ国王時代に、核兵器技術を供与したのもアメリカ。それが反米になっただけ。

すべての核拡散の原因を作ったのは、アメリカ。

そのアメリカがイランを戦争に引きずり込もう、としている。また、アメリカのミサイル防衛システムを中東各国に売り込んでいる。

死の商人アメリカの暴走を止めよう。イラク、イランに劣化ウラン弾を使わせるな宣戦布告なき戦争を止めよ

最後に、アメリカの劣化ウラン弾使用の犯罪の資料を付けました。アメリカの戦争挑発は、アメリカ兵器の実戦での宣伝、コマーシャルに過ぎません。

傷つくのは無辜の民と豊かなイラク、イランの国土。

アメリカの戦争を止めよう

写真1
アメリカが湾岸戦争で使った劣化ウラン弾の場所
灰色が空軍攻撃機から発射された劣化ウラン防弾使用地域
☆印が戦車から発射された劣化ウラン防弾使用地域
写真2
イラク地図

[記事]BBC

イラクの米大使館近くにロケット弾 
トランプ氏はイランに「52の標的」と
2020年1月5日 BBCニュース

https://www.bbc.com/japanese/50996806

イラクの首都バグダッドで米軍の空爆によって死亡したイラン革命防衛隊のカセム・ソレイマニ司令官(62)たちの葬列が4日、バグダッドやその近郊のイスラムシーア派にとっての聖地カルバラなどであり、多数の市民が葬列に加わった。その数時間後には、米大使館など外国公館の並ぶ区域にロケット弾が着弾し、これを受けてドナルド・トランプ米大統領ツイッターで、イランの標的攻撃を警告した。

バグダッドで米大使館や政府機関が集まる「グリーンゾーン」と呼ばれる地域で、米大使館に近くにロケット弾が着弾した。そのほか、バグダッド北で米軍が駐留するバラド空軍基地にも、複数のロケット弾が撃ち込まれた。

イラク当局によると、少なくとも迫撃砲1発がグリーンゾーンの広場に着弾したほか、バグダッド南東部ジャドリア地区でも迫撃砲が爆発した。さらに、2発がバラド空軍基地に着弾したという。

写真3 米軍の空爆で死亡したイランのソレイマニ司令官やイラクの親イランの武装勢力ムハンディス副司令官の棺と、それを取り囲む人たち(2020年1月4日、イラク・カルバラ) ロイター通信

犯行声明は出ていない。イラク国内で米大使館や駐留基地などを標的に相次ぐ砲撃について、米政府は親イラン派武装勢力によるものだとしている。

トランプ氏の警告

ロケット弾の砲撃から間もなくして、ドナルド・トランプ米大統領ツイッターで、「これは警告だ」と大文字で強調しながら、米軍はイラン国内の52の施設を「標的にした」と書いた。

トランプ氏は「もしイラン政府がアメリカ人やアメリカの資産を直撃するなら」、米軍は「非常に素早く、かつ非常に強力に、イランとイランの文化にとってきわめて高レベルで大事な標的、イランそのものを攻撃する」と続け、「アメリカはもうこれ以上の脅しはいらない!」と強調した。

標的の「52」という数は、イラン革命のあった1979年から81年にかけてイランの首都テヘランで続いた米大使館人質事件で人質になったアメリカ人52人の数だと、トランプ氏は説明した。

米政府はすでに、イラク国内のアメリカ人に退去を勧告し、兵3000人以上を中東に増派している。

一方で、ソレイマニ司令官と共に死亡した、アブ・マフディ・アル・ムハンディス副司令官が率いた親イランのイスラムシーア派武装組織「カタイブ・ヒズボラ」は、イラク治安当局に対して、「5日夕方以降、米軍基地の1000キロ以内には近づかないように」と警告したという。レバノンを拠点とするアラビア語放送局アル・マヤディーンが伝えた。

写真4 イラン司令官殺害 アメリカとイランとの関係はどうしてここまで悪化したか BBC動画 5分48秒

米政府機関サイトをハッキングか

トランプ氏のツイートから間もなく、米政府機関のサイトが「イラン・サイバー・セキュリティー・グループ・ハッカーズ」を名乗る集団にハッキングされた様子。米国連邦政府寄託図書館制度(FDLP)のサイトには、「これはイラン・イスラム共和国からのメッセージだ」という文字が表示された。

「神の名において」、「これはイランのサイバー能力のごく一部に過ぎない! 我々はイランのハッカーだ」という文字のほか、「強力な復讐」という文字も表示された。

サイトには、顔を殴られ口元から流血しているように加工されたトランプ大統領の写真も掲示された。

「我々は地域の友人たちの支援をやめない。パレスチナの抑圧された人々、イエメンの抑圧された人々、シリアの人々と政府、イラクの人々と政府、バーレーンの抑圧されt亜人々、レバノンパレスチナで抵抗する真のムジャヒディン(イスラム戦士)を。我々はいつでも支援する」という文字もあった。

「復讐を果たす」とイラン

最高指導者アリ・ハメネイ師に次ぐ実力者とされたソレイマニ司令官を殺害されたイランは、ハメネイ師が「厳しい復讐」を誓うなど、米政府に強く反発している。イラン革命防衛隊幹部のゴラマリ・アブハムゼ将軍は、ペルシャ湾にいる米軍艦を攻撃する可能性を示唆した。

4日にはハッサン・ロウハニ大統領が弔問のため、司令官の遺族をテヘランの自宅に訪ね、「アメリカの汚い手がこの地域から永遠に切り落とされたる時、(ソレイマニ司令官の)血の復讐を果たす」と述べた。

写真5 ソレイマニ司令官の娘の一人は、ロハウニ大統領に、父の死に対する復習はいつになるのか、と尋ねた EPA

イランのマジド・タクト・ラヴァンチ国連大使は国連安全保障理事会への手紙で、イランは国際法のもとで自衛権を有すると主張した。

専門家は、イランはアメリカに対するサイバー攻撃や、中東における米軍施設や資産を標的に、報復する可能性があると指摘している。

イラクでの葬列

写真 ソレイマニ司令官の棺を載せた車がバグダット市内を進んだ ロイター通信

ソレイマニ司令官やムハンディス副司令官たちの棺は4日、バグダッド市内や、カルバラ、ナジャフといったイスラムシーア派の聖都の市街地を移動した。

イラクや親イラン武装勢力の旗を振り、「アメリカに死を!」と口々に叫ぶ人たちに囲まれながら、葬列はバグダッドではアル・ムタナ空港からグリーンゾーンの入り口前などをめぐった。

その一方で、バグダッドでは一部の市民がソレイマニ司令官の殺害を公然と祝った。バグダッドでは数カ月前から、平和的な民主化要求デモに対する厳しい取り締まりが続き、ソレイマニ司令官がその責任者だとみられていた。

地元報道によると、ソレイマニ司令官と他のイラン人4人の遺体は4日夜に空路でイランに帰国。イランは3日間の喪に服しており、司令官の葬儀は7日に予定されている。遺体はイランの聖都マシュハド、故郷ケルマンを巡った後、首都テヘランで最高指導者ハメネイ師が最後の祈りを捧げる。

BBCのリーズ・ドゥセット国際報道主任特派員によると、ハメネイ師自らが葬送の祈りを主導するのは異例の厚遇。ハメネイ師はすでに、自分に忠誠を尽くした司令官を死後に中将に昇進させている。

ソレイマニ司令官が中東全域で展開した親イラン派勢力推進の作戦は、ただでさえ経済制裁で疲弊するイラン経済に大きな負担をかけてきただけに、イランでも司令官を批判する人たちはいた。それだけに、殺害された司令官を殉教者として称えて高い栄誉を与えて弔うことで、イラン政府は国内を一致団結させて不安定な未来に立ち向かおうとしていると、ドゥセット特派員は解説する。

司令官は故郷のイラン中部ケルマンに埋葬されるという。

写真6 ソレイマニ司令官 AFP/GETTY

イラクの立場は

イランは隣国イラクで様々なシーア派武装勢力を後押ししている。ソレイマニ司令官が殺害された際も、まさにそうした武装勢力の幹部と一緒だった。

その一方でイラクは、アメリカとも同盟関係にある。イスラムスンニ派の過激派勢力「イスラム国(IS)」との戦いを支援するため、数千人の米軍が今もイラク駐留を続けている。しかし、イラク政府はソレイマニ司令官の殺害について、アメリカの行為は両国間の合意を逸脱したものだと批判している。

イラクのアデル・アブドルマハディ首相は、米軍が首都バグダッドでソレイマニ司令官を殺害したことに反発し、「イラクの主権を傲慢に侵害し、国の尊厳をあからさまに攻撃した」と非難した。

米政府内の手続きは

ホワイトハウスは4日になって、3日のドローン攻撃について連邦議会に正式の通達を送付した。これは、行政府が目下もしくは切迫した軍事行動に米軍を投入した場合48時間以内に連邦議会に通達しなくてはならないという、1973年の連邦法に沿った対応。

政府がどのような権限によってバグダッドでの空爆を命じたのか、軍事行動の内容と継続期間などを明確にするためのも通達だが、内容は機密扱いで非公開だ。

野党・民主党幹部のナンシー・ペロシ下院議長は、「政権がイランに対する武力行動の実施を決定したタイミングとやり方、そしてその正当性について、深刻で喫緊な疑問が出てくる」と述べた。

トランプ米大統領は3日、「合衆国の軍は、世界随一のテロリスト、カセム・ソレイマニを殺害した空爆を完璧な精度で実行した」と宣言し、「ソレイマニはアメリカの外交官や軍関係者に対する邪悪な攻撃を間もなく実施しようとしていた。しかし我々は、現行犯でそれを押さえ、あの男を終了させた」と表明した。

しかし、ソレイマニ司令官がアメリカに対してどのような攻撃を計画していたのか、トランプ氏も政権関係者も明らかにしていない。

これについて、米紙ニューヨーク・タイムズの記者はツイッターで、「ソレイマニ空爆後に諜報内容の説明を受けた2人の匿名米政府関係者を含む消息筋の話」として、「アメリカの標的に対する攻撃が急迫していたと示唆する証拠は『かみそりの刃ほど薄い』ということだ」と書いている。

<参考>
武力紛争における劣化ウラン兵器の使用 篠田英朗

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http://ord.yahoo.co.jp/o/image/RV=1/RE=1578302429/RH=b3JkLnlhaG9vLmNvLmpw/RB=/RU=aHR0cHM6Ly9ob21lLmhpcm9zaGltYS11LmFjLmpwL2hlaXdhL1B1Yi8yOS5odG1s/RS=%5EADBf4s0TV.0yJQAuQwM0.A5Owcgwqc-;_ylc=X3IDMgRmc3QDMARpZHgDMARvaWQDQU5kOUdjVFpxV3BxN3lEeGVZdHVoTGxoRmVZVDBQWF9YTGVvSzIyV2FZV2ZUQngyZHdYSHhBTE43NXpjd1EEcAM0NEtrNDRPcDQ0S3ZJT1dLby5XTWx1T0NwdU9EcWVPRHMuVzh2Zy0tBHBvcwM2MgRzZWMDaXNyBHNsawNvcmcEdHVybAM

 

 

《感想》


少し前に以下の内容をLINEに張り付けましたが、
懸念した内容に暗雲が漂って来ました。
中東に派遣される海上自衛隊は、どうなるのか?

 

 

 

 

 


海上自衛隊の中東派遣を閣議決定
護衛艦と哨戒機、260人規模
(2019/12/27) 

this.kiji.is

https://this.kiji.is/583088041564488801

 

 

 

 


【松原照子氏】「恐怖の男・安倍氏」の予言は安倍首相の
言動として成就した?~30年前の予言を読み返す 

www.tankyu3.com

https://www.tankyu3.com/entry/2016/07/12/abeshi

 

 

 

 


ソマリアの車両爆発で90人以上が死亡。
まさに自衛隊が行くアデン湾だ。
東京新聞:ソマリアで爆弾テロ 車爆発、

大学生ら90人死亡 

www.tokyo-np.co.jp

https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201912/CK2019122902000111.html

 

 

 

 

安倍首相年頭会見 中東情勢「深く憂慮」

自衛隊派遣方針は変更なし - 毎日新聞 

mainichi.jp

https://mainichi.jp/articles/20200106/k00/00m/010/106000c

 

 

今回の海上自衛隊の中東派遣が、約30年前の松原照子氏の予言が現実の戦争殺し合いに発展しないようにお祈り致します。

 


以上