公文書改ざんの何がよろしくないのか？

2020年03月24日

森友問題で起きた財務省の公文書改ざんの何がまずいのかを改めて解説～安倍・麻生・佐川は本物の狂人～

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=ckFH9o45xO4

■公文書改ざんの異常性

（１）森友問題で公文書の改ざんが起きた経緯
（２）公文書の改ざんは何がまずいのか
（３）安倍と麻生が今も閣僚であることの異常性

≪官僚の忖度を促した重要発言≫

２０１８年２月１８日
『安倍首相「関与してたら、国会議員をやめる」
| 世界と日本の真実』

ameblo.jp

https://ameblo.jp/kissy-seed/entry-12583736955.html

この発言が飛び出した背景は、
籠池氏が建設予定地として購入した元国有地の評価額が
約９憶円に対して値引き額が８憶円で、
この非常識な値引きの背景に、
安倍首相夫人の安倍昭恵が関係していた
からだとの野党指摘に対する発言です。

２０１８年２月２２日
野党側から財務省に応接記録の開示を求める
（９憶円の評価額がある国有地に、
なぜ８憶円もの値引きがされたのか？に
対する交渉過程を明確にする為の開示要求）

なぜ、８憶円値引き根拠の堆積ゴミの

ボーリング調査を実行して、国会・審議会の場で

真偽を確認しなかったのか？ここに闇が存在する。

２０１８年２月２４日
上記の野党要求に対する財務省側の返答が佐川氏によってなされた。
『交渉記録というものはございませんでした』

「もっと強気で行け」

安倍首相は佐川氏にメモを渡していた

bunshun.jp

https://bunshun.jp/articles/amp/6923?page=1

２０１８年２月２６日
自殺した赤木氏の遺書によれば、この日に佐川氏によって
文書の改ざんが命令される。

赤木氏の手記が発表される以前の認識は、
「この問題について一地方拠点が勝手に安倍首相に忖度して 不必要なことをやった」であった。

赤木氏の手記によれば、真実は「地方官僚の勝手な暴走ではなくて 明確に財務省の本省からの指示で改ざんが起きた」と述べている。

つまり、財務省の本省からの指示で組織ぐるみで改ざんが起きたと 赤木氏が遺書により語られていることが重要な点である。

この森友事件の全体像を理解する為の２つのポイントを念頭に置く必要がある。
（１）９憶円の評価額の国有地が、８憶円も値引きされたのは、籠池氏が安倍昭恵首相夫人と懇意だったからと言う疑惑。
（２）上記の事実を隠蔽する為に文書改ざんが行われたのではないか？と言う疑惑。

安倍昭恵夫人の関与は、脇に置いておき、「公文書の改ざん」に
絞っても、この事件は深刻であると言える。
なぜならば、社会を破綻させるものだから。

我々の社会の仕組みのベースには「文書に残す」という約束事がある。

文書中心主義社会とは、法に則って約束事が動いた事を記録する意味がある。
決定した事柄について、元データを書き換えないこと。
文書の元データが改ざん可能だと、だれもが犯罪者になってしまう。
善を悪と言える社会になる。勿論、悪を善と言えるようになる。
これは社会の破綻である。

上記の不正が私企業で起きた場合、すべての企業でトップが辞任している。
この最低限の責任すら現在の日本国の政府・内閣では決着がついていない。

この行政トップの責任問題を追及されて安倍晋三はなんと答えたか？

２０１８年３月１９日
「書き換え前の文書を見て、私や私の妻が国有地の払い下げや学校の認可に 関与した事実はなく、関わったことにならないことは明らか」 これで辞任を否定する。

この発言は二重の意味で、頭がおかしいと言える。

一つ目に妻の関与は一切ないと言っていたが、公文書には名前が複数回出て来る。
無関係ならば、なぜ売買記録に出て来るのか？
二つ目として、公文書の改ざんがあったにもかかわらず、トップが責任を取らないのは前代未聞である。
この当たり前のスキームが実行されないこと自体が異常である。

この事実を直視すると、反社会的勢力が日本の国を動かしていると感じる。
口先だけで「責任を感じる」と言って音沙汰無しの厚顔無恥しかり、佐川氏を国税庁長官に昇進させたり、法治国家が機能停止している。