トランプの腹の中

 

www.sankei.com

 

www.mag2.com

 


トランプが、CVID(完全かつ検証可能で不可逆的な非核化)の検証可能と不可逆的の二つを金正恩との合意確認文書に入れなかったのは、非核化よりも優先せざるを得ない事があったからではないか?


そのヒントは、トランプは、韓国との合同軍事演習を止めると主張している点にある。
アメリカは、世界の警察官を止める方向に舵を切ったわけです。


トランプは、米国内で対立(敵対)していた軍産複合体(ヒラリー陣営でもある)のヤリ方である、米国国家赤字や基軸通貨ドルの破綻体質を戦争殺し合いでリセットする方法では『ダメだ!』と考えて、東アジアの警察官をそれとなくアメリカのメンツを維持しながら、属国である日本の安倍晋三に移譲するシナリオとしての米朝交渉にもって行った可能性がある。


トランプの最大の目的は、『戦争殺し合いをしないで基軸通貨ドル体制維持と米国家赤字の削減』ではないか?


このシナリオは、最初から決まっていた訳ではなく、安倍晋三失脚のシナリオが水面下で動いていた局面から、『安倍勢力の活用法』として急遽浮上した新シナリオではないかと想像します。


だから、トランプは金正恩へ非核化に向けた経済的果実のトレードを日本の安倍晋三にさせるお膳立てをするので、米国と北朝鮮は一緒にその果実を味わおうではないか!・・・これが米朝共同宣言の中身ではないかと思います。


また、トランプがなぜ、軍産複合体の描く戦争殺し合いでの米国の抱える双子の赤字や債務をリセットするシナリオにNo!を示したかと言えば、『戦争殺し合いリセットシナリオ』では、宇宙規模の進化プロセスとは相反する事を理解しているからではないか?

 

トランプなりの腹芸で、米国のメンツを維持しつつ日本から資金を引き出す演出をしたのではないかと思います。

 

以上