食禅の切っ掛けは、スパイス。
昨夜、嫁と二人でスパイスサロン『ボンナボンナ』に行ってきました。
このお店、素人さんは、単なるカレー屋さんと認識するけれど、店主の影山陽平さん(41歳)の人柄を知れば知る程、スパイスサロンとのネーミングに納得します。
この影山さん、プロの料理人にスパイスの奥深さを講義するような方で、某大手カレー粉&スパイス会社からも注目されているようです。ラジオ&テレビ番組プロデューサーからも『本を書いて下さい』と言われているようで、チョコチョコとテレビ・ラジオにも出ています。
昨夜、嫁と一緒に一人3千円の予算で、2時間のコース料理風に注文して味わって来ました。何と言っても、影山さんのスパイスに関する『情熱の語り』がタマリマセン。
お店の中は、雑貨や書籍が雑然とした僅か6席しかない狭いお店。
しかし、予約しないと店の外で1~2時間は待つ事になるのです。
ここは、駅前のカレースタンドのように、食欲を満たす為のスペースではありません。
スパイスの奥深さを彼の語りと共に味わう五感刺激の場所です。
だから、スパイスサロンと呼んでいます。カレー屋とかカレースタンドでは無いのです。
★★★『食欲をカレーで満たす目的でしたら、他店に行って下さい』★★★
この様に、彼の背中が語っているのです。上記のセリフをオーナーの影山陽平さんは決して口にする事は無いですが、彼を知る多くのリピーター客に聞けば、間違い無く同じ意見だと思います。
彼は、スパイスとのつきあいで、自分の中のもう一人の自分と出会ったと言っています。
ここはスピリチュアルです。しかし、スピリチュアル的表現は極力避けているようです。
本日は、他の飛び込み客が居なかった為、予約で入った僕と嫁の二人の為に、シナモンだけでも12種類に区分された彼独特の世界を紹介下さいました。
同じシナモンでも、他のスパイスでも、保存の仕方、調理の仕方で、全く異なったテイストになります。シナモン以外にも、ネパール産の山椒は、日本の山椒のスパイシーな香りに加えてフルーティーな匂いが同居していました。
スパイスの仕入れのメインは、スリランカだそうです。
スリランカ人バイヤーのオフィスには、影山陽平専用のラックがあるほど、スパイスキラーなんですね。
スパイスは、食禅であり、味わう行為そのモノは、五感刺激=瞑想でもある。
その瞑想とは、体内細胞との交信=コミュニケーションであると思います。
太古の原始人達は、食欲を満たす食事ではなく、内臓細胞とのプリミティブなコミュニケーションをする手段だったのではないか?と思う程、ゆっくりと味わいながら、良く咀嚼して細胞くん達の細胞内エネルギー変換を促す為の食事方法は、スパイス&ハーブが切っ掛けになると思います。
飽食&多食で、早食い&大食いから、健康を損ねる現代人に、食の断捨離として、ファスティング(プチ断食)が流行っていますが、その食事に対する意識を変える切っ掛けとして、スパイス&ハーブが活用出来るのではないか?
その活用方法の奥深さを知っている料理人・影山陽平さんは、僕達の食生活を変える要素を幅広く持っている異能の方だと、今夜初めてスパイスサロンを楽しんだ僕は、このように感じました。
ボンナボンナ (BonnaBonna)
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ボンナボンナ 影山
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宇宙でいちばん美味い大豆キーマカレーを世田谷代田で食べた
2016年冬の終わり@ボンナボンナ
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情熱がこもったスパイスごはん『ボンナボンナ(BonnaBonna)』
最寄り駅世田谷代田駅 (小田急線)
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スパイスサロン ボンナボンナ
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ボンナボンナ BonnaBonna スパイスと身体をつなげてくれる「スパイス料理」♪世田谷代田
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スパイスの小宇宙へようこそ。「ボンナボンナ」(世田谷代田/下北沢)
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まだまだ、取り上げたサイトは多数あります。
以上です。