MLM(マルチレベルマーケティング)を考える。
MLM(マルチレベルマーケティング)とは?MLMをやっている企業の売上高ランキングをまとめてみた。
http://viral-community.com/starting-side-business/mlm-4024/
MLMとは?
MLM(マルチレベルマーケティング)とは・・・商品の購入者を「販売員(ディストリビューター)」として起用し、その販売員は、さらに別の人を販売員として起用することができる。
このように、購入者を構成員として「多階層の販売員組織」を形成しながら、商品の販売活動をおこなっていくことを「MLM(マルチレベルマーケティング)」といいます。
《私の感想》
多階層の販売員組織ならば、その多階層の一番高いところのポジションにいる人が一番儲かるって事だよね。そう考えると、後続で加入するって損するような気がします。
MLM(マルチレベルマーケティング)の法律的な扱い
「MLM」という名前は、あくまで俗称で、法的には「連鎖販売取引」と呼ばれています。
なので、「連鎖販売取引」として定められている規制を破らなければ、違法となることはありません。
要は、「MLM(マルチレベルマーケティング)」自体は、立派なビジネス手法なんですね。
※「連鎖販売取引(れんさはんばいとりひき)」とは・・・特定商取引法(特商法)の第33条で定義される販売形態のことで、俗称では、「MLM(マルチレベルマーケティング)」の他にも、「マルチ商法」や「ネットワークビジネス」といった呼ばれ方もします。
具体的には、以下のような条件(特定商取引法)を全て満たす販売形態が「連鎖販売取引」とされます。
- 物品の販売(または役務の提供等)の事業であって
- 再販売、受託販売もしくは販売のあっせんをする者を
- 特定利益(紹介料や販売マージン、ボーナス等)が得られると誘引し
- 特定負担(入会金、商品購入費、研修費等の名目で、何らかの金銭的な負担)を伴う取引をすること
MLMは、この「連鎖販売取引」に則った販売形態であると言えます。
また、この販売形態は、店舗を持なたくて良いですし、口コミで販売していくスタイルであるため、宣伝広告費も掛けなくて済みます。
なので、販売コストを低く抑えられ、利益が出やすい仕組みになります。
特定商取引(特商法)第33条とは?
http://www.kaiyaku.net/law_tok3.htm
MLM(マルチレベルマーケティング)とマルチ商法・ネズミ講。
それぞれの違いとは
http://viral-community.com/starting-side-business/mlm-4024/
上記サイトの説明をご参照下さい。
《私の結論》
一言で言えば、MLM会社を運営する経営者の人格・人柄・誠実性によって、マルチ商法とかネズミ講といった従来の粗悪で劣悪なイメージにもなりますし、健全な一般企業が芸能人や新聞広告に支払う莫大な広告費を、口込み紹介料や階層販売層を維持する為の組織育成費に還元する仕組みがしっかりとコンプライアンス上から見ても問題がなければ、そして、商品開発の理念、経営理念がしっかりとしているか?
消費者として受け身では無く、そのMLM会社の経営理念に賛同できるか?と言う意識の高い消費者を満足させるMLMだけが成長していけるのではないでしょうか?
上記のMLM参加が早い人への優遇が抑えられて、公平に消費口込みの組織作りに貢献した人への報奨金を広告費・販売促進費として支払う制度と考えれば、僕達がコンビニや航空機利用でのポイント制度やマイル還元制度の発展版だとも言えます。
以上です。