高次元ヒーリングと、その真逆にある薬物中毒

 

 

最初に結論から申し上げます。
「高次元ヒーリング」のお話と、「薬物中毒」のお話を、同一のレベルで比較したり、論じる事自体、いささか不自然さを感じざるを得ませんが、あえてメンタル(精神的)な側面でこの二つには、共通点と相反点がそれぞれあると思いましたので挙げます。



(1)、共通点は、どちらも身体や精神(気持ち)の面で一時的に楽になる。
(2)、相反点は、高次元ヒーリングは、身も心も軽くなり、絆(キズナ)や信頼感や他者と共感を呼び社会生産性、チームワーク、弱者に寄り添う公共心が芽生えますが、一方、薬物中毒の場合は、
一時的快楽(気持ちよさ)と引き替えに社会的孤立、孤独、自己規制の効かない退廃的かつ非社会的問題行動によって病的な生活習慣に落ちていく。


まさに、それぞれが、スピリチュアリズムの表現する「統合」と「分離」の極みを表しているのではないかと思いました。








まず、ヒーリングに関する情報を下記に示します。


ヒーリングの手法とその次元
http://www.dolphinparty.jp/entry/healing-spiritual


上記サイトで、ヒーリングにも次元があるとのお話、僕もうなずける事がありました。

具体的名称を書き込んでしまうと様々な影響があるので控えますが、「何か凄いな」と感じるヒーリング(癒やし)を感じた事があります。
それは、「なんかかなり高次元からの癒やしだろうな」と感じただけですが、その会場にある人の講演を聴きにいっただけでしたが、その講演が終わって自宅に帰宅した時、メンタルにモヤモヤした何かが消えていた事をハッキリと体感した事がありました。その講演では、ヒーリングや癒やしに関しては全く発信する事無く、様々な分野の講演内容でしたが、僕にとってはヒーリングのきめ細かさと深さを感じました。それ以来、そのヒーリング(癒やされ)感覚が僕は、基準にして様々な瞑想会やセッションを受けていますが、その時の癒やされ感覚と同じ感覚を感じる事は何処に行ってもありません。

勿論ですが、他覚反応とは、自分以外の他者からの影響によって自分の中に素敵な癒やし(ヒーリング)が訪れるだけで無く、ここからが重要な話ですが、自分自身の中の『他者から何かを受け容れる要素』も重要だと思います。「全ての存在に有り難いと感じる感謝の心」そして、「笑顔で周りの方々に接する事が出来る聡明でおおらかな心」・・・この二つが、自分自身の中にも意識する事無く素肌感覚で表現出来ている状態である事が、他者からのヒーリングエッセンスを受け取る最高の状態だと思います。

きっと、自分自身が他者から受け取るヒーリングエッセンスと、その方が私から受け取るエネルギーが、相思相愛と言うか、それぞれにとって有益である時に、最高のヒーリング感覚を享受できるのではないか?と思います。

上記から考えると、ビジネスとして金銭をお支払いして、代わりに「ヒーリング」を施すと言う形式では、なかなか難しいところがあると思います。金銭の授受は信頼関係の前提があって初めて淀みないエネルギーの交換が成されると思います。
ビジネスと言う以前に『商売』とか『商い』と言う意味で言えば、「金銭とサービスを交換する」と言う形式で「癒やし」を求める場合、「癒やし」は目に見えるモノではなく「感じるモノ」なので、普通のビジネス以上に信頼関係が重要になると思います。

このような理屈を超えて、「凄いな」と感じた「癒やし」こそ、高次元ヒーリングなのかもしれません。








さて、薬物中毒が示す、「孤立」を暗示するネガティブな側面と薬物中毒者を取材するメディア側への取材ガイドライン作りに尽力した荻上チキ氏と関係者の話を以下に示します。

この話の中に、薬物中毒がいかに自分自身を「社会的孤立」へ落とし込むかを示して下さっているかと思います。




【2017.1.31 火曜日放送】
「薬物報道ガイドラインを作ろう!」荻上チキ×松本俊彦×上岡陽江×田中紀子【書き起こし】▼2017年1月17日(火)放送分(TBSラジオ荻上チキ・Session-22」平日22時~)
「薬物問題の改善のために ~ みんなで作ろう“薬物報道ガイドライン”」

https://www.tbsradio.jp/108928


ゲスト:国立精神・神経医療研究センターの松本俊彦さん
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E4%BF%8A%E5%BD%A6


ゲスト:「ダルク女性ハウス」代表の上岡陽江さん
ダルク女性ハウスとは

http://womensdarc.org/%E3%83%80%E3%83%AB%E3%82%AF%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%81%A8%E3%81%AF/


ゲスト:「ギャンブル依存症問題を考える会」代表の田中紀子さん
http://www.gamblingaddiction.jp/


【2017.2.1 水曜日放送】
「薬物報道ガイドライン」記者会見の様子を荻上チキが報告(TBSラジオ荻上チキ・Session-22」平日22時~)

https://www.tbsradio.jp/114607




以上です。